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【必見】海外就職者が語る!海外就職できる職業3選【データと経験談を紹介】

f:id:novotabi:20200803064944p:plain純日本人で海外就職を実現したみりんです。

海外就職して6年目。夫は海外20年目のベテランです。

海外就職で驚いたのは、海外では総合職はなく、ほぼすべての就職・転職が専門性をみて判断されること。

自分の経歴が専門性があるのか、専門性のレベルによって、就職できるかが決まっています。

さらに、海外就職がしやすい職種としにくい職種(職業)があることに気づきました。

ここでは、実際の海外就職案件の求人情報を分析した結果と、私たちが経験した体験談をあわせて紹介していきます。

海外就職をしたいけど、どんな分野で専門性を磨こうかと悩んでいる人の参考になると幸いです。

どの職業の求人が多い?バイリンガル向けの職種(職業)は?

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アメリカのバイリンガル向けに仕事の紹介をしている北米PASONAで掲載されていた求人件数を分析してみました。

 

2020年8月1日現在、掲載されていた求人件数は258件。

うち日本勤務の案件が8件、フルタイム以外(パートタイム・インターンシップなど)の仕事が24件含まれていたので省きました。

北米での求人がある職種ランキングは下記でした。

  1. 営業・マーケティング職
  2. エンジニアリング職
  3. アカウンティング(会計)職

 

職種ごとの求人件数はこちら。

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パソナにきている求人というある程度のフィルタはあるとは思いますが、私自身が、過去6年近く海外での求人情報をずっとみてきた感覚値ともあっています。

 

この結果から、営業・マーケティング職、エンジニア職、アカウンティングなどの職種が求人件数が多く、海外就職がしやすいといえます。

 

海外就職を実現した私は、IT系のエンジニア職。

私の何人かの友人も、IT系のエンジニア職で、日本の大学卒業・企業で経験を積んで、海外就職をしている人がいます。

 

職種別の求人内容は?

求人が多い職種はわかりました。

ただ、それぞれの職種がどんな仕事をしているのか気になりませんか?

エンジニアといっても色々なエンジニアがありますしね。

パソナのページに書かれていた内容と、私自身が実際に経験した話もあわせて紹介していきます。

 

堂々の1位。営業・マーティング職といいつつ営業が多い。ただし、日系企業向けの営業が中心。 

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パソナのサイトに登録されているものは、営業がほとんどでした。

営業と言ってもガンガン外に行って営業するものと、電話で営業するもの、問い合わせがあった案件に対して担当する営業など色々な種類があるので、外回りは嫌だと言う方にも色々な営業の仕事があると思います。

 

私も営業と一緒に働いてきたので少しだけお話すると、海外に進出している日系企業でも多くの営業を採用しているのをみてきました。

多くの日系企業は、日本などで作ったサービスをアメリカの顧客に売りたいと思っており、その営業部隊として採用されることが多いように感じました。

 

かつて私が勤めていた会社では、営業チームには大きく2つありました。

  1. 海外企業向けの営業チームはアメリカ人やインド人で構成されており、アメリカ人向けに営業を実施
  2. 日系企業向けの営業チームは現地の日系企業向けに営業を実施

 

私見ですが、マーケティングは現地の生活様式や言葉にかなり堪能・精通している必要があるため、マーケティング部門はアメリカ人の人が働いていることが多かったです。

不景気になると、まっさきにレイオフ(リストラ)対象となりやすいのがマーケティング部門と言われています。

安定した雇用を求めるなら、マーケティングは考えものかもしれません。

でも、面白い部署だと思いますよ。 

 

2位、多岐にわたるエンジニアリング職

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職業柄、エンジニアと聞くと、ソフトウェアやITインフラエンジニアを想定してしまいますが、パソナのエンジニア職は、エレクトリックエンジニア・マニュファクチャリングエンジニア・セールスエンジニア・ソフトウェアエンジニアまで多岐にわたっていました。

エンジニアと名のつくものはすべて含まれている感じがしました。

 

具体的な職種でいうと下記のような感じです。

  • Application Sales Engineer for Motion Controllers & Motors
  • Civil / Mechanical Engineer
  • Electrical Engineer
  • Field Engineer / Inspector
  • Japanese Bi-Lingual Sr. Chemical Engineer
  • Junior Network Engineer – Bilingual Japanese
  • Manufacturing Engineer- Japanese Bilingual
  • Mechanical Engineer
  • Product Manager
  • Production Control Manager
  • Sales Engineer
  • Engineer Service Technician
  • Sytem Engineer
  • Technical Advisor/Trainer - Mold -
  • Technical Marketing Manager

 

IT系エンジニアは、あまり含まれていませんね。

ITの部分を見たほうが良さそうです。

 

正直、どのエリアのエンジニアが一番海外就職しやすいというのはこのカテゴリでいうと難しいです。

かなり数がバラけていました。

 

別カテゴリになりますが、ITエンジニアだけで20個の求人があったので、ITエンジニアはかなり海外への転職がしやすい職種といえると思います。

 

トップ3外だったけど求人が多い!IT系エンジニア

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パソナでは、ITエンジニアという枠組みはないものの、それに近い下記のカテゴリがあります。

 

ITエンジニアの方は下記のカテゴリで探した方が良さそうです。

合計、17件の求人がありました。 

  • Computer Software(7件)
  • Information Technology(3件)
  • Computer Hardware/Network(7件)

注)それぞれのカテゴリでの求人件数は()内に記しています。

 

具体的な仕事でいうと下記のような感じです。

  • .Net Developer
  • Associate Product Manager
  • Database Administrator
  • ERP Manager
  • IT Engineer
  • IT project manager
  • IT Support Specialist
  • IT System Consultant
  • Software Engineer
  • Program Analyst
  • Server Engineer
  • DevOps Engineer
  • System Engineer
  • Technical Support

 

IT EngineerやSystem Engineer って、すこし漠然としていて仕事の内容が難しいですね。

 

ただし、いつか海外就職したいという方は、大学や大学院でコンピューターサイエンス系を学んでおくと海外就職する道がひらけやすいと思います。 

特に、今はシリコンバレーで最も給料をもらっている人たちは、ソフトウェアエンジニアが多いです。

 

3位にランクイン!やっぱり士業が強い、アカウンティング

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アカウンティングの仕事は、税金などの会計の仕事が多い模様です。

半数の仕事がカリフォルニア州というのが特徴的です。

 

実は私たちも、税金の申請を日系の会計事務所にお願いしています。

というのは、以前お願いしていたアメリカ系の会計事務所がちょっといい加減だったり、細かいところをきちんと聞きたいというのもあって、日系の事務所に変えました。

カリフォルニア州にあるのも、日系が多かったり、日系企業が多いためではないかと思います。

 

現地の他の人からも、米国の公認会計士の仕事を持っていると仕事がしやすいと聞いたことがあるので、やっぱりアカウンティングは海外で仕事が見つけやすいと思います。

海外で仕事がしたい文系の方にはオススメです!

→ 日本語で米国の公認会計士の勉強ができる!USCPA 米国公認会計士・国際資格・アビタスはこちら

 

海外での職種別の給料は?

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転職ができても給料が低いと困ります。

パソナの求人情報に職種別の給料が掲載されていたので、トップ3の職種に関して、あわせて分析してみました。

結果はこちら。 

 

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注)Sales Marketingは時給表示の2件を除きました。

 

営業・マーケティング職は50K〜60K米ドルの仕事が多いことがわかります。

エンジニアやアカウンティングの仕事は、40K以下と70〜90Kのあたりの2つに山ができており、給料が高い仕事と低い仕事の差が激しそうですね。

一般的には、外回りの営業職の場合は、固定給に追加して、売上に応じた歩合給がもらえることが多いので、実はもっと貰えるのかもしれませんね。

 

まとめ|海外で求人が多いのは営業・エンジニア・アカウンティング。関連知識やスキルをつけて、海外就職を実現!

海外転職がしやすい職業(職種)を、求人件数をもとに調査・分析してみました。 

営業・マーケティング職、エンジニア職、アカウンティングなどの職種が求人件数が多く、海外就職がしやすいといえます。

もし、大学の専攻や転職を考えている方は、上の職種と関連する学部や部署で経験を積んでおくと海外就職・転職の道がひらけやすいかもしれませんね。

 

海外就職の夢を実現するには、語学と経験が大事!

 

海外就職を目指すには、語学はビジネス英語のクラスがオススメです。

日常会話ができても、仕事で使える英語が話せないと話になりません。

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他にもこちらのページで、海外就職に関するノウハウを紹介しています。

よかったらどうぞ。

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