未経験だけど、新しい仕事にチャレンジしたいことってありますよね?
時間とともにやりたいことって、結構変わっていきます。
そんなとき、あなたはどうしますか?
今の仕事を続ける?転職する?未経験で転職できるの?
いろんな疑問が湧いてきます。
実は私も途中で、キャリアチェンジをしたひとり。
最初は、研究者として仕事をはじめました。
しかし、途中からやりたいことが変わってしまいました。
私は、今はプロダクトマネージャーという製品開発の仕事をしています。
「未経験だけど新しいことにチャレンジしたいという方向け」に、私がどうやって新しい職種に異動したのか、未経験で新しい職種に転職できるのかを、自身の経験をもとに紹介していきます。
- 未経験で採用される可能性はある?
- 日本企業はポテンシャル採用が多いので可能性あり
- やる気よりはスキルで判断される外資系企業
- 未経験が経験を積む方法
- まとめ|未経験でも採用される可能性はある、経験を積んだり・転職先をうまく選んでガンバって!
未経験で採用される可能性はある?
回答から言うと、可能性を考慮してくれる日本企業だったら可能性あり。
一方、外資系企業や海外就職の場合は「可能性がかなり低い」です。
とはいっても、あきらめないで!
方法はゼロではありません。
私が実際に試した方法や、未経験者はほぼ転職できないアメリカで推奨されている方法を紹介していきます。
日本企業はポテンシャル採用が多いので可能性あり
日本企業の場合、新卒採用を中心に、本人のポテンシャルを見て採用してくれるところが多いです。
特に候補者が若ければ若いほど、その傾向は顕著です。
日本の企業は、社員を中で育てるという意識が強いので、
「この人はうちで成長できそうだ」
と感じてもらえたら、採用してくれると思います。
また、日本企業の場合には「異動」という便利なシステムがあるので、いい人材であればある部署では成果が出なくても、他の部署に異動させて活躍してもらうという方法もあります。
そうした組織だからこそ、ポテンシャル採用が行われているのだと思います。
実際に私も日本の企業(転職者も多い大企業)で面接を受けたことがあります。
聞かれたことは下記の質問でした。
- 自己紹介
- 前職での経験
- 前職を辞める理由
- 志望動機
- どう貢献できるか
- 職種の経験はあるか(簡単に)
経験があるかを聞かれてはいますが、具体的なスキルレベルを確認する質問ではなく、「やったことがありますか」程度の質問でした。
こうした日系企業での面接は、自分がやる気があること、自分が新しいことにチャレンジしてここまで成果をだしたというエピソードを話すことができれば、いい印象を与えられると思います!
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一方、未経験で採用してもらえる可能性が低い外資系企業(海外就職を含む)では、どうなのでしょうか。
やる気よりはスキルで判断される外資系企業
これが外資系企業の場合(海外就職を含む)には、必ず職種のスキルレベルを試す質問が追加されます。
例えば、私が海外の外資系企業を受けた場合には、職種の経験があるかという質問がきかれました。
その時の会話はこんな感じ。
- 面接官「あなたは、○○をやったことがあるの?」
- 私「ありません、でも類似分野の△△ならしたことがあります」
- 面接官「そうですか。私たちは○○をやったことがある人を探しているから、あなたは合わないわね」
- 私「いや、でも△△ならあるし、学べます」
- 面接官「いや、いいです」
やる気をアピールしても、類似経験をアピールしても全くダメでした。
もちろん、この面接では落とされてしまいました。
また、違う会社(海外・外資系企業)を受けた場合は、経験を聞く質問にさらに追加して、下記のような質問を受けました。
- 面接官「実際に製品をみせて、この製品を改善するためにはどうすればいいかを説明してください」
応募している職種のスキルレベルがチェックされます。
スキルレベルが足りないと、面接に落ちてしまいます。
ほんと、即戦力をさがしている会社はかなりピッタリの経験がないと入りづらいです。
何度も面接に落ちた私が言うので、間違いありません。
海外では、新卒の学生は就職試験にかなり苦戦しています。
理由は未経験の人が多いから。
これ、嫌味でもなんでもなく、日本にある新卒採用の制度は本当にありがたい制度だと、海外のことを知って初めて知りました。
海外ではキャリアチェンジをするのは大きな決断。
給料も地位も捨てて、ゼロからキャリアを構築していかなければいけません…
私が経験から推測すると、外資系企業では「人を育てる」教育も限られていますし、職務に対して就職するジョブ型の仕事のために、異動というシステムがなく、即戦力を求められるためだと思います。
未経験が経験を積む方法
未経験の場合は、とにかくどこかで経験を積む必要があります。
どこで経験を積めばいいのでしょうか?
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未経験者に厳しい海外では、未経験者ってどうしているのか、私が住んだことがあるアメリカ・イギリスを参考に紹介します。
日本の皆さんにも参考になるはず!
海外の未経験者が経験を積む方法は、インターンや大学
海外の大学生は、日本でもメジャーになってきたインターンという仕組みをつかって経験をつみます。
長期休みの6ヶ月前ぐらいから、海外の大学生たちは目の色を変えて、インターン探しに必死になります。
授業よりインターン探しを優先する人もいるぐらいです。
私も海外留学中には、インターンの仕事を獲得するために、授業の宿題を程々にして、全精力をインターン探しにつぎ込んでいました。
海外の社会人は、ナント大学に行き直したり、職業訓練学校のようなスクールに行きます!
職種を変えるために、大学に行き直すってめっちゃ大変です。
実は私の主人も若い頃には、職種を変えるために、地元の大学(夜間コース)に通って勉強していました。
もしくは、同じ会社の中でやりたい職種の仕事に異動して経験を積む場合もあります。
少なくとも顔見知りの人たちがいるチームに異動できると、転職よりは入りやすいです。
同じ会社でそのチャンスがあるなら、絶対にそのチャンスを活かしたほうがいいです!
私もこの方法で、経験を積みました。
海外のキャリアイベントでも、多くの人が「○○になりたいけど経験がないから、面接まですすめません。どうしたらいいですか」という質問をしているのを聞きました。
海外の有識者の答えの多くは「社内異動」。
それくらい、海外でもオススメされている経験を積む方法です。
日本の未経験者にオススメしたい経験を積む方法
じゃあ、私たちのような日本の社会人はどうしましょうか?
私がオススメするのは、3つ。
日本の未経験者におすすめする方法は、社内異動・複業・日本企業への転職。
社内異動
もし現在勤めている会社に、希望している職種があれば、間違いなくその部署への異動を希望すべきです。
転職 >>>> 社内異動
ぐらいに難易度が違います。
ある程度のサイズの会社であれば、社内で募集している職種の情報がWebサイトに掲載されているはずです。
そういったサイトを参照したり、人事に積極的にアピールしていって、社内異動を実現させましょう。
何か行動しないことには何も動き出しません。
ココだけの話ですが、私は前職で「技術系のアカウントマネージャー」として採用されたのですが、どうしても「製品開発」がやりたかった。社内で根回しをしまくって(最後は社長まで巻き込み)、晴れて10ヶ月後に「製品開発」チームに社内異動した経験があります。
とにかく動いてみる。すると道がひらけてくるかもしれません。
ポテンシャル採用をしてくれる日本企業で経験を積む
もし異動先がない場合には、日本企業を狙って転職活動をはじめましょう。
日本企業をオススメするのは、ポテンシャル採用をしてくれる他に、教えてもらえる社内教育が整っているためです。
経験がないうちは、ぜひ教育体制が整っているところに入るのをオススメします。
なぜその仕事がやりたいのかを聞かれるので、そこでややる気と可能性がしっかりアピールできるように面接の準備をしておくといいですよ。
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会社の雰囲気や社内教育などの情報を入手するには、転職エージェントと言われる方との面談を通じて、雰囲気のいい会社を探すのがオススメです。
エージェントとの相性もあるので、いくつかに登録して実際に会ってみるのがオススメです。
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複業で経験を積む
転職活動と並行してすすめるのがオススメです。
私も経験を積むために複業をしていたことがありますし、こうした機会は時間と体力が許すのであれば、経験を積んでおいたほうが絶対に有利ですよ。
案件を選べば、少ない時間でも複業できます。
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まとめ|未経験でも採用される可能性はある、経験を積んだり・転職先をうまく選んでガンバって!
回答から言うと、可能性を考慮してくれる日本企業だったら可能性あり。
一方、外資系企業や海外就職の場合は「可能性がかなり低い」です。
未経験の場合には、まず経験を積みましょう!
社内異動・日本企業への転職・ 複業で経験をつむのがオススメです。
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