今日、会社員であるみりんは、6ヶ月に1度の業績の評価面談がありました。
正直、私は評価面談が苦手。
どちらかというと、自分がやった成果を説明したりするのは面倒というタイプです。
でも、評価面談は自分のことを見つめ直すことができる大切な場でもありますよね。
ここでは、私が評価面談を自分のキャリアアップにどう活用しているか、という観点で紹介していきます。
評価面談の前に準備することは3つ
私は、評価面談は苦手&嫌いですが、最低限の準備はしていきます。
一応、会社員ですからね。
最低限の準備とは、下記の通り。
- 自分が行ったことのリストを作成する
- 上司が聞きそうな想定質問に対する回答案を考える
- パワーポイントにまとめておく
これらをやる理由は、どちみち上司も、私がどんなことをやったかを忘れている&上司の上司に説明しなければいけないから、その負担を減らしてあげるためです。
上司が面談の間にメモをとるのに必死で話を聞いてもらえないのも残念ですし、できればそれぐらいの負担は軽減させてあげたいという、心遣いです。
評価面談の前に評価は決まっている
正直、これぐらいの用意はしていきますが、この評価面談で自分の成果をわかってほしい、ボーナスをたくさんください、的な期待はほとんど持っていません。
草食系すぎますか?
評価面談は自分の成果をアピールする場ではありますが、
「正直、会社の業績評価っていい加減だな」
と思っているので、評価面談をやることで何か評価が変わることがあるんだろうか、というのが正直な感想です。
もっというと、
「今回は昇進させてあげるからボーナスは低め」(何やそのトレード!)
「新入社員だから評価は低め」(新入社員かどうかに関わらず成果で判断して!)
「今期はごめん!」(何が?)
とか、私はよくわからない理由で評価されてきました。
評価面談はしっかり準備していましたよ、当時は。
ただ、感覚的なもので申し訳ないですが、個人的には評価面談をうけるときには、評価はもう決まっていると思うんですよ。
アピールしてもしなくても、自分が組織に貢献していると実感しているときには、良い評価がついてくることが多い。
自分でもいまいちかなと思ったときにはそれなりの評価がついてきます。
あとは、相性の悪い上司だと、頑張ってもアピールしてもどうにもならないです。
論理ではなく、感情で評価が決まっていますから…
そこは相手の問題だから、正直自分がコントロールできない。
だからこそ私は、評価面談は自分のことを客観的に見つめる機会として活用するようにしています。
評価面談でこれだけは聞いておけ!
私が自分を客観的に見つめるために聞くのはこの質問。
「私の強みと弱みは、○○さんから見てなんだと思いますか?アドバイスをいただけませんか?」
最後の「アドバイスをいただけませんか」がポイントですw
こう聞かれて、嫌な気がする人はいません!
なぜ、私がこの質問を聞くのか?
その目的は2つです。
- 上司が自分のことをどういう人だと理解しているのか、次の半期で何を改善すべきかを考えるネタにするため。
- 自分の強みと弱みを把握するため。
自分の強みや弱みって意外と自分ではわかりません。
リクナビNEXTが提供している無料の「強み判断テスト」もナカナカの判断結果を返してくれるので役立ちますが、身近な人に聞くのが一番。
身近で自分のことを見ている人、上司に「自分の強みと弱み」を聞いてみるのです。
今日の評価面談で気づいた!自分に関する意外な発見
まさに今日、この質問を上司に尋ねたところ、こういう回答が帰ってきました。
上司「あなたの強みはロジカルなところ。
だから、判断にもブレがなくて合理的。説明もわかりやすい。」
意外な回答でした。
自分で認識していない強みだったので、他の人は私のことをこうみているのかと勉強になりました。
確かに、研究という特殊な環境でロジカルに話さないと周りの研究者が話を聞いてくれなかった、という超ロジカル環境にいたので、それが染みついたのかもしれません。
次に、「弱み」についても聞いてみました。
上司「ロジカルすぎて、論理的な話が通じない相手には苦労するかもしれない。
世の中には非論理的なことが正解だったり、成果がでるときがある。
そんなときのコミュニケーション方法が課題かもしれない。」
こちらも、意外でした。
(自分では)相手に寄りそう、エモーショナル&ウェットな湿っぽいコミュニケーションをとっていたつもりだったんです。
周りの人は全く違う観点で自分のことを見ているんだと気づきました。
思い返してみると、心当たりはあります…
でも、仕事の場ってロジックしか共通の言葉がないと思うんですよ…
ロジカルに見て、やるかやらないかを判断すべきではと思っていたので…
かわいそうだからやるとか、そういう判断はブレブレになっちゃいますから。
考えさせられました。
ロジックがなかったら、共通の言語がないですよね…
何を共通のよりどころとして話したらいいのやら…
さらに、たった今、思い出しました。
かつて、私が信頼していたイケメン上司が、「ロジカルすぎて、周りの人から人気がなかったこと」を思い出しました。
私も同じようになっているのかもしれません。
当時はそのロジカル上司のことを信頼していましたが、下記のようにも思っていました。
「ロジカルすぎて言っていることは正しいけど、いつも議論で闘って論破されているような印象を与えるだろうなぁ。ロボットじゃないんだから…」
私はその上司ほど論理的じゃないと思うけど、同じ感じなのかもしれません。
私は、ロボット「ペッパーくん」になってしまったのでしょうか…
とまぁ、こんなことを色々と考える機会になりました。
意外と、こういうのは客観的に受け入れられる性格なので、気づきがえられてよかったなぁと思います。
さいごに
みなさんは、評価面談で工夫していることなどありますか?
自分は評価面談をこうつかっている、といったコツがあったらぜひ教えていただけると助かります!