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【衝撃】突然、上司がいなくなった!アメリカでのレイオフ・リストラの様子・退職金は?

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不況になるとよく聞く言葉「リストラ」。

憂鬱になる言葉です。

もしかしたらアメリカドラマで見たことがあるかもしれない、アメリカでのリストラってどんなものか知っていますか?

アメリカでは「リストラ」のことを、「レイオフ(Layoff)」と呼んでいます。

私がアメリカ企業で7年働く間に、何度も同僚たちがレイオフされていくのを直に見てきました…

自分の直属の上司が、突然レイオフされていたこともあります…

本場アメリカでのレイオフの実態について、紹介します。

アメリカでのレイオフは2パターン

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アメリカでのレイオフは2パターン。

  1. 本人の成果が悪いことによるリストラ
  2. 会社の戦略変更により部署全体(あるいは一部)を閉鎖するためのリストラ

1番であれば、たいてい本人のパフォーマンスを改善するための施策が数カ月間行われるので、本人もある程度気づくことが出来ます。

2番の場合は、場合によっては前もって教えて貰える場合がありますが、場合によっては突然行われる場合があります。

 

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レイオフ(リストラ)というと、本人の仕事ぶりが悪いのかなと思うかもしれませんが、そうではないところがポイント。

 

アメリカは、会社の業績が悪くなると、人件費の削減でコストカットを行い会社の生き残りを行う事が多々あります

自分が担当しているプロジェクトが会社の重点プロジェクトから外れたりすると、レイオフの対象になることが多々あります。

 

そんなわけで、アメリカのような社会で働くと、常に自分がレイオフの対象かもしれないという危機感を持ちながら働くことになります。

 

アメリカでのレイオフは、出社後すぐに会議室で

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私が働いていた会社では、だいたいレイオフは午前中に行われていました。

会社の戦略変更によるレイオフの場合、レイオフ決行のタイミングは決算発表前が多かったです。

決算が3月締めだったので、3月下旬はレイオフが特に多かったですね。

3ヶ月〜6ヶ月に1回、レイオフが行われていました。

 

私の周りではレイオフが行われるときは、上司との打ち合わせが事前にスケジュールされます。

たいてい、朝一番に上司と打ち合わせに入り、そのまま会議室でレイオフを告げられ、退職金や退職後の言動に関する誓約書にサインをします。

そして、本人は会社の外へ上司にエスコートされて出ていくことになります。

 

その際、机に残された私物は、上司などが荷物をすべてダンボールに詰めて、荷物の入ったダンボールをそのまま渡されます。

本人が、居室に戻ってくることは許されません…

同僚にありがとうとも、さよならとも、言うことが出来ずに、会社を去っていかなければいけません…

お互いに悲しい瞬間です…

 

会社側からすると、レイオフを告げた瞬間に、会社の情報を持ち出したり外部に情報漏えいを行うリスクがあるので、レイオフをした場合は、通常パソコンや携帯電話のアカウントはIT部門が即座にアカウントをロックします。

 

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実は、私の直属の上司と同僚がレイオフされたことがありました。

 

その日は、上司やその他の同僚との打ち合わせがスケジュールされていました。

ところが、一向に上司が打ち合わせに参加しないのでおかしいなと思っていたら、かなり上の役職の人が一言述べて、実は直属の上司を含むチームの2名のレイオフが行われていたことを悟りました。

 

レイオフは、会社の中ではあまり公に話す話題ではないので、その会議の場で詳細を聞くこともできませんでしたが、後で他の人に聞き、彼らのレイオフを知りました。

本当に突然のレイオフでびっくりしました。

彼らはどちらかというと優秀な社員だったにもかかわらず、彼らが担当していた仕事が会社は今後は力を入れないということになり、レイオフの対象になりました。

 

レイオフ後は、アメリカ人同僚たちも動揺を隠せない

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レイオフが行われた後は、レイオフに慣れているアメリカ人の間でも動揺が広がります。

どのチームで何人がレイオフされたのか、誰がレイオフされたのか、誰がまだ残っているのか、そんなことがレイオフ後の1週間ぐらいは噂話でささやかれます。

そして、みんな次は自分の番かもと震え上がるわけです‥

さすがに普段は明るいアメリカ人の同僚達も、レイオフが行われると会社の雰囲気がドヨーンと暗くなります。

 

そして、アメリカ人の経営陣もそんな会社の雰囲気を察して、レイオフが行われると、すぐ会社の経営陣が社員向けの電話会議を行います。

経営陣から、会社の今の状況と、(必ず)前向きな将来の展望の話が行われます。

いやぁ、同僚が犠牲になったのに、前向きな将来って想像できないよ…そんなことを思いながらいつも聞いていました。

 

前向きな話をして心のケアをすることで、他の社員たちが不安になってドミノ倒し的に辞めていくのを止めようという意図があるようです。

 

レイオフを避けるため?アメリカに根付く「ジョブセキュリテイ」とは?

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アメリカには、レイオフと関連して「ジョブセキュリティ」という言葉があります。

自分の仕事を故意に他人に教えないことで、自分の仕事を守るという意味です。

こんな経験があると、ジョブセキュリティを守りたくなる気持ちも理解できます。

レイオフの対象になる可能性があると、他の人をトレーニングするようにと言われることもあるようです…

アメリカの中にもいろいろな人がいるのでひとくくりにするのは危険ですが、仕事の内容を教えてといって丁寧に教えてくれる人もいますし、ジョブセキュリティを守るために全く教えてくれない人もいます。

それはあなたが嫌いなのではなくて、こんな社会的な背景があるから。

みんな生活を守るために必死なんです。

 

アメリカでレイオフを受けた際の退職金は2−3ヶ月分の給料

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アメリカでレイオフされた場合、その理由によって退職金がもらえたり、もらえなかったりします。

会社都合による場合は、多くの場合は、セベランスペイ(Severance Pay)と呼ばれる退職金が支払われます。

退職金の額は、その会社への在籍期間によるのですが2〜3ヶ月分ぐらいです。

レイオフされた場合は、この数カ月間の間に、新しい仕事をさがして働き始めなければいけません。

あわせて、失業保険が支払われる場合があります。

 

景気がよければ仕事もすぐに見つけられますが、それでも自分の経験から言って2ヶ月〜3ヶ月はかかると思います。

 

そして、景気が悪いともっとチャレンジ。

やっぱりオープンになっているポジションが少ないと、競争率も高いし、時間がかかってしまうので、精神的にも金銭的にもかなり追い詰められてしまいます。

 

そのような理由から、アメリカでは6ヶ月〜1年分くらいは給料がなくても生活できるように貯金をしておけと言われています。

 

まとめ|自分しか自分を守れない。オンライン学習や副業を通して、自分と大切な人を守るための武器を磨いて!

何度経験しても、嬉しくないレイオフ。

アメリカの会社は生き残るために、レイオフをしながら会社を存続させていきます。

合理的ではあると思います。

ただ、私は自分の身近な人達がレイオフになる姿に直面して、こんな状況だと会社に対する信頼感がうまれづらいと感じました。

いざとなったら自分を捨てるかもしれないと思うと、自分も会社に頼って生きていくわけにはいきませんからね。

 

だからなのか、アメリカでは副業をしている人も多いし、アメリカの会社は本業と同じビジネスでなければ副業をOKとしている会社が多いです。

 

日本もアメリカほどではないにしろ、会社が生き残っていくために、どうしてもリストラなどを行いながら会社経営しなければいけない会社がこれから増えると思います。

 

そして、そんな社会に向けて私達ができることは何なのでしょうか?

私は、Udemy 等のオンライン学習で新しいスキルを身につけつつ、ココナラ 等の副業サイトでその知識やスキルをお金に変えていく練習をしていくことをオススメします。

 

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