みりんのシゴト

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海外留学前、英語はどのくらい話せるべき?【せめて授業がわかるぐらい】

海外留学したいけど、どれくらいの英語力が必要なの?

という方向けに、イギリスとアメリカに留学経験がある「みりん」が自身の経験をもとにお答えしていきます。

 

私も、福岡生まれ福岡育ち、周りに外国人がいない純日本人環境で育ったので、英語には留学前から本当に苦労しました。

留学前の試験もなかなか点数が出せなかったし、留学後も英語がヤバくてクラスメイトにバカにされたり、インターンシップの面接に何度も落ちたりと苦労しました。

海外就職をした今も英語には色々と苦労しています。

そんな私の経験を織り交ぜながら、留学前に英語はどれくらい勉強すべきなのかを紹介していこうと思います。

これは最低限!留学先大学が指定する英語テストをクリア

留学先の大学・大学院に合格しないと、そもそも海外留学に行くこともできません。

海外留学先の大学・大学院の多くは、TOEFLやIELTSといった英語の試験である一定の点数以上の点数を取ることが要求されます。

私が当時に色々調べた範囲だと、TOEFLであれば、80点〜100点。

IELTSであれば、総合で6.0が要求されるのでは、と思います。

 

TOEICとは違うので、ご注意くださいね。

 

TOEICの英語はビジネス英語が多いですが、TOEFLやIELTSはアカデミックな英語が多く、出てくる英単語も格段に難しいです。

私も含めて、多くの留学生は、留学前にこの英語の試験で最低条件の点数を取るのにかなり苦労しているように感じます。

私もギリギリまで、英語の試験のスコアメイクに時間を費やしました。

 

海外留学を思い立ったら、すぐにでも英語の勉強を始めることをオススメします。

特に、英単語をどこまで覚えられるかが重要だと感じたので、それぞれの試験に特化した単語帳やアプリを使って勉強するといいですよ。

TOEICの勉強からはじめて800点を超えてから、TOEFLやIELTSを勉強したほうがいいという人もいますが、私は(大学受験で英語を勉強した方であれば)TOEFLやIELTSに集中して勉強した方がいいと思います。

出題内容が違うテストの勉強をしても効率が悪いかなと思います。

 

ここまでは到達したい!留学先の授業についていける程度の英語力 

TOEFLやIELTSのテストをパスした方であれば、留学先の授業についていくのは、そこまで心配する必要はないと思います。

先生によってはアクセントがあったり、難しい言い回しをする人がいるので、100%理解できないかもしれません。

私も最初は、言っていることが理解できないクラスメイトや先生がいましたが、80−90%理解できれば、授業の内容にはついていけます。

 

ただし、授業の中での発表はまた次のレベルかなと感じました。

授業についていくのに難しかったのは、自分が全く知らない内容を英語で学ぶこと。

英単語がわからなかったり、そもそも何を言っているかがわからなかったり、という点がストレスに感じました。

 

英語が得意ではない私が行っていたのは、日本語での予習。

授業前に日本語でその分野の本を読み、一通りの流れや考え方を頭に入れてから、英語の教科書を読み、重要そうな英単語だけ、意味を調べてから授業に出るようにしていました。

すべての英単語を調べていたら、寝る時間がなくなるので、何度も出てくる重要そうな英単語だけにするのがオススメです。

段々と調べるべき英単語が少なくなりましたし、私はこの方法で、2年間、1つも落第せずに試験をパスすることができました。

 

欲を言えばココまで!クラスメイトとの議論についていける英語力

留学先での授業中の発言や、グループワークについていくことができる英語力は更に一段上のものが必要になります。

クラスメイトやグループの人たちが、全てネイティブスピーカーだと更に厳しい戦いになります…。

 

授業中の発言は、もし発言が義務のクラスであれば、流れについていけている間(最初のほうがオススメ)に発言・質問してしまうのがおすすめです。

 

もし英語に自信がない場合は、一番前の席に座るのがオススメです。

教授の英語が聞きやすい、自分が発言した英語が教授に拾ってもらいやすい、他の人の反応を見なくていい、というメリットがあります。

私も日本の大学では、むしろ一番うしろの席に座る学生でしたが、留学先はサバイバルするために、一番前や2番目といった前の方の席に座ることが多かったです。

 

グループワークは、人によっては、留学生の英語に理解がある人とない人がいます。

留学生の英語に理解がある人を見つけて、仲良くすることがオススメです。

私も本当に、親切なネイティブスピーカーに助けてもらいました。

 

なぜ自分の英語がわからないんだ、という非難の視線を投げかけてくるネイティブスピーカーも多いですが、気にしないことが一番です。

「なぜ、ネイティブのくせに私の英語がわからないの?」ぐらいに思っておくと丁度いいですよ!

 

私も、何度もディスカッションについていけなくて、「こいつバカ?」みたいな対応をされたことが何度もあります。

悲しいし、悔しかったです。

が、コツコツとちゃんとやっていれば見ている人もいますし、結果がついてくるので、見返す日がやってきますよ。

私は、ネイティブに人気があったインターンシップを勝ち取って、見返してやりました!

 

ココまで到達できたらスゴイ!最も難しいのはクラスメイトとの雑談

最も高度な英語が必要とされるのは、留学先のクラスメイトとの雑談。

 

理由は簡単。

私達は、スラングも学校で習いませんし、雑談で話題になるような色々な単語を知らないから。それだけです。

 

アメリカ生活6年目ですが、今でもランチの雑談は理解できないときがあります。

スラングは海外ドラマを見るか、友達と話をして覚えていくしかないですね。

 

海外ドラマをみてスラングを勉強する場合は、ドラマの雰囲気をよくみて 選んでくださいね。

 

私自身は、「24」というドラマでスラングを学んだ結果、同僚にどこでそんな下品な言葉を学んだのかと失笑された経験があります。

ご注意ください(笑)

 

さいごに

海外留学に必要とされる英語力ですが、最初の難関はTOEFLやIELTSの試験である一定以上の点数をとることですね。

もし、その試験の点数が出ない場合は、語学留学をしながら英語力を上げる方法もあると思います。

ネイティブのような話すのはかなり難しいですが、ある一定レベルまで英語力は努力で上げることができると思います。

実際、私も30歳を過ぎて、一念発起して英語を勉強し、海外留学、そして海外就職までこぎつけたので…。

私もあいかわらず英語は苦手ですが、下手な英語でなんとかアメリカで生きています。

あきらめずに頑張っていきましょう!

 

 

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