アメリカでプロダクトマネージャーをしているみりんです。
プロダクトマネージャーという新しい職種ですが、一体いくらぐらいの年収をもらっているのでしょうか?
世界各国のプロダクトマネージャーの年収について、「glassdoor」のデータを中心に紹介していきます。
私自身は、いまはアメリカでシニアプロダクトマネージャーとして働いていますが、日本・イギリス・アメリカの企業からプロダクトマネージャーのオファーを貰った経験もあるので、その経験も踏まえて年収について語っていきたいと思います。
- 日本のプロダクトマネージャーの年収
- アメリカ(シリコンバレー)のプロダクトマネージャーの年収
- アメリカ(ニューヨーク)のプロダクトマネージャーの年収
- イギリス(ロンドン)のプロダクトマネージャーの年収
- まとめ|全体的にプロダクトマネージャーの年収は高め
日本のプロダクトマネージャーの年収
会社の口コミサイト「glassdoor」によると、日本の首都東京でのプロダクトマネージャーの平均年収は671万円。
495万円から1013万円までと幅があります。
比較的、給料が高いと言われているマイクロソフトの場合は、953万円から1037万円のお給料とのことです。
昔、プロダクトマネージャーとして日本企業で働いていましたが、日本企業は職種に対して給料をはらうというよりは、入社X年目でXXという職位だからという基準で給料が払われていたので、年収はやっぱり上の数値から近からず遠からずという感じでした。
アメリカ(シリコンバレー)のプロダクトマネージャーの年収
アメリカの中でも、物価が高いことで有名なアメリカ・カリフォルニア州にあるシリコンバレーの場合、プロダクトマネージャーの平均年収は$140,000ドルです。
最も低い年収で$101,000、最も高い年収で$181,000とかなり幅がありますね。
相対的に年収はアメリカよりも高い傾向がありますね。
アメリカのプロダクトマネージャーのポジションは、Associateと呼ばれる経験が浅めの人のポジションから、Senior、Directorとポジションが4つぐらいあるので、そのポジションや業界によって年収が違うのだと思います。
この数値ですが、ちょっと高めかな〜という気がします。
ただ、周りのエンジニアもかなりもらっていますからね。
この年収でもそんなに高いという印象は全くありません。
恐るべし、シリコンバレー。
シリコンバレーの家賃は普通のマンションで、20万円〜30万円するので、これぐらいの年収をもらっていないと生活できないという事情もあります。
アメリカ(ニューヨーク)のプロダクトマネージャーの年収
ニューヨークの場合は、少しシリコンバレーより年収が下がります。
平均はそれでも$118,988(約1200万円)。
年収も$86,000(約860万円)から$155,000(約1550万円)です。
ニューヨークもシリコンバレーと同じくらい物価が高いエリアですが、それでも地域によって年収が違う様子がわかりますね。
イギリス(ロンドン)のプロダクトマネージャーの年収
ロンドンの場合は、平均年収は55,565英ポンド。
年収の幅も35000英ポンドから、81000英ポンドと幅がありますが、どちらかと言うと、低めのエリアに偏っていますね。
イギリス(ロンドン)にあるIT系の会社からプロダクトマネージャーのポジションをもらったことがありますが、年収もこんな感じでしたね。
まとめ|全体的にプロダクトマネージャーの年収は高め
同じプロダクトマネージャーという仕事をしても、働く地域、業界によってかなり年収に差がある事がわかりますね。
年収だけを考えると、アメリカのシリコンバレーの企業に転職するのが最強ですが、生活コストも半端なく高いので、どれだけ自分の手元に残るかといいうと少し微妙です。
ただ、もしアメリカでの就労ビザの問題がクリアできるのであれば、アメリカでプロダクトマネージャーとして働くと、履歴書に箔もつきますし、何より大きな権限を与えてもらえるので、プロダクトマネージャーとしてのスキルがぐっとあがると、自分の経験を通して思いますよ。
ただ、これから日本でもプロダクトマネージャーの職種がメジャーになると思いますし、スタートアップのような環境であればいろいろな経験を積むことが出来て、スキルアップできるとおもいます。
できれば仕事もしつつ、オンラインコースや本も読み、常にプロダクトマネージャーのスキルアップをしていくことをおすすめします。