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【知らなきゃ損】フツー会社員の私が給料を200万円アップした方法を全公開

【給料アップ】交渉の国アメリカで学んだ!私の給料アップ交渉術

私は最初の転職時に、給料交渉のことを全く知らずに転職してしまいました。

その結果、1000万払って海外MBAにも通ったのに、蓋を開けてみたら、かなり低い給料で雇用されていたことがありました…。

 

そこで気づいたのは、お金にうとくても、給料に対して真剣に向き合わなければいけないということ。

 

本記事は、妥当な給料をもらいたいという方向けに、給料交渉術について紹介します。

海外MBAを卒業しても低所得者!?オマヌケな私の失敗談

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約1000万の学費&生活費を払って、海外MBAを卒業。

無事に、ある会社への入社が決まり働き始めたときのことです。

 

ある日、新しいアパートの賃貸契約をしようとして不動産屋を訪れました。

不動産屋から年収を聞かれたので自分の年収を伝えたところ、

「あぁ、それなら低年収者用の補助金がもらえるかも」

と不動産やのお姉さんに言われました。

 

そこではじめて、「え?!私の年収ってそんなに低いの?」

と気づいたのがきっかけです。

 

家に帰って、色々なWebサイトをチェックして愕然としました。

 

自分の年収が、同地域の同じ職種の人と比較して、かなり低いことに気づきました…

 それまで、お金に無頓着&全く自分の年収相場に気づいていなかったんです…

 

そんな経験があり、そこから年収の平均値や給与交渉に関して、インターネットや本を使って学び、実際に色々と実践してきました。

 

最初は低年収者だった私の給与も、社内異動で+100万円、転職で+200万円というステップを経て、今は平均ぐらいはもらえるようになったと思います。

  

本記事で、実際にどのような交渉をしてきたかを紹介していきます。

  

まずここから!インターネットを活用して他人の給料の調べ方 

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私のように年収相場を知らないということを避けるために、まずは他の人がどれくらいもらっているのかを調べてみましょう

  

仲が良くても、絶対に同僚に聞いて回ってはいけませんよ。

日本でもアメリカでも、同僚と年収のことを話すのはダメです

同僚との確執がうまれます。

私もそういう光景を何度もみてきました。

 

平和的な方法で年収の相場を調べるには、下記の方法がオススメです。

  1. Edinetで年収調査 - 会社が公表している年収データ。平均値しか見ることができません。
    各会社の有価証券報告書の中の「企業情報>企業の概況>従業員の状況」で平均年間給与を確認することができます。
  2. 日本政府が公表している職種別民間給与実態統計調査のデータ

  3. パソナキャリアで年収査定 - 一般的な年収の参考に。
  4. LinkedIn Salaryで年収調査 - 海外のデータは充実しているものの日本のデータは少なめ。
  5. Glassdoorで年収調査 -  会社&職種ごとの年収データあり。ポジションによってはデータが少ないことも。
  6. 雑誌が発表しているデータ(例えば、東洋経済

 

データの品質がわるいこともあるので、必ずいくつかの情報を見比べてくださいね。

 

いくつかの方法で年収を調べていくうちに、自分の経験と成果だったらどれくらいの年収がもらえるものなのかといった年収をみつけていくのが、いい方法かなとおもいます。

 

もし、あなたが成果を上げているのに、年収が不当に低いと思ったら、交渉に向けての準備をオススメします。

 

給料をあげるための3つの方法

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給料の交渉を行う方法は主に3つ。

それぞれ、メリット・デメリットがあるので紹介していきます。

 

選択肢 メリット デメリット

A.同じ会社の同じポジションで昇給を狙う

すでに高い評価を得ている場合は、給与アップを交渉しやすい

昇給後も同じ仕事をするので、成果も継続して出しやすい

会社自体の業績が悪いと給与アップは難しい
給与アップ率は低め
B. 同じ会社で昇進や異動をして昇給を狙う

階級や職種によって給料が変わることが多いので、昇給すれば交渉しなくても給料があがることが多い

異動後も、既存の社内での実績や信頼関係を活用できるので、給料アップ後も成果を出しやすい

異動先のポジションに空きがないと難しい
C. 転職して昇給を狙う 給与アップ率が大きい

転職活動を行う必要がある

転職後、新しい環境に慣れる必要がある

 

私の経験から、給与のアップ額が高くなるのはCの転職です。

ただし、転職は転職前も転職後もエネルギーを使うので、まずは社内での給与アップを狙ってみるAとBの方法が個人的にはオススメです。

 

方法A. 同じ会社の同じポジションで昇給を狙う

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まずは同じ会社で給料アップを狙うのであれば、パフォーマンスレビューの時期、もしくは他部署への異動タイミングが給与交渉のベストタイミングです。

 

どんな会社でも、半年もしくは1年に1度、上司との評価面談があると思います。

まずは、そこで自分の評価を上司に確認するようにしています。

なぜかというと、自分の評価が高くないと、給与交渉をやっても失敗するから。

常識的に考えても、使えないと思っている部下のために給与アップをしてくれる上司はいません!

 

上司が自分のことを高く評価してくれていることを確認してから、給与交渉をするのがオススメです。

 

方法B. 同じ会社の上や横のポジションで昇給を狙う

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会社内で募集がかかっているポジションがある場合は、上や横のポジションを狙ってみるのもおすすめです。

私も、同じ会社内で部署を移動し、そのタイミングで給与交渉を行い、100万円の給与アップに成功しました。

 

この場合も同じく、同じエリア・ポジションで、他の人達がどれくらいもらっているのかを調査した上で給与交渉を行うことをオススメします。

私が異動したときには、事前に金額を調べておき、自分がどう新しいチームで貢献できるかという話とともに、給料の金額を提示しました。

最初は「そんな金額払えるわけ無いだろ」と一蹴されましたが、物価が高いエリアに住んでいる、相場はこれぐらいだという説明をして、最終的には100万円アップで合意しました。

働く前からあまりゴリゴリの交渉をしても嫌われるだけなので、交渉は軽めにするのが個人的にはオススメです。

 

できれば、現在の上司の理解&推薦ももらえると、その給与交渉もやりやすくなると思いますよ。

 

方法C.  転職して昇給を狙う

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転職は、給料アップが狙える絶好のチャンスです。

転職活動の過程で年収を聞かれることがありますが、そこはうまく交わしながら、オファーをもらったタイミングで交渉を行うのがオススメ。

→ 転職活動中の面接で前職の給料を聞かれたときの対策はこちら

 

私は、転職でオファーを貰った際に、いくら欲しいと聞かれたので、住んでいるエリアの平均年収ぐらいは欲しいとお願いして、先方からまず数字を提示してもらいました。

私がMBAで習ったことのひとつで覚えている数少ないことは、「交渉で数字を先に言わないこと」。 

自分が先に数字を言ってしまうと、その数字がアンカーとなってしまい、本来であればもっと高い給料をもらえたかもしれないのに、低い数字で合意してしまう可能性が出てきます。

とにかく最初は数字を相手に言わせることが重要らしいです。

私はこれで200万円の年収アップに成功しました。

 

簡単な文章で評判が高い、↓のような交渉術の本を読んでおくといいですよ。

 

成功と失敗!私の上司への給料交渉の体験談 

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私も、同じ会社&職種にいながら給与交渉を行ったことがあります。

 

当時の私はこうしました。

 

まずは、日頃から上司とよくコミュニケーションをとって、自分の成果を見てもらうようにしました。

成果をアピールしすぎるのも禁物。

さすがに、主張の国「アメリカ」でも嫌がられます。

あくまでも控えめに。

まずは、成果を出していることを、上司に理解してもらいました。

 

その上で、「給与に少し不公平感がありませんか?」ということを伝えました。

いくら欲しいと言ったことは伝えていません。

あくまでも改善をしてほしい、と伝えただけです。

 

翌年の評価タイミングで少しだけ是正してもらいました。

少し改善されただけでも、本当にかなり助かりました。

 

翌年、上司が変わりました。

基本的には、同じ方法で給料アップと昇格をお願いしました。

当時の上司は、私が出してきた成果を認めた上で、彼の上司と交渉すると約束をしてくれました。

残念ながら、当時は会社の業績が思わしくなく、結果的には、その上司の交渉はうまくいきませんでした。

いくら本人が成果を出していても、会社や部署の業績が思わしくないと、給料アップが望めないのは難しいのだと、その時に学びました。

 

儲かっている業界に身をおいたほうが給料があがると言うことは、このことですね。

今まで実感したことがなかったのですが、実際に私の家族は儲かっている業界(会社)に転職して給料がバク上がりしました。

給料を追い求めるなら儲かっている業界に就職・転職すべきです。

業界を変えて給料があがった経験談はこちら

 

給料交渉のステップ

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成果が出やすい&アピールしやすい仕事をまわしてもらう

上司がパフォーマンスに満足していないと、給料交渉を行ってもただのイタイ人になるので、まずは一生懸命がんばって成果を出すのが先決です。

 

また、上司もそのまた上との交渉が必要になるので、できれば上にもわかりやすい&インパクトがある成果を出すのがオススメです。

 

私もそれなりに会社員生活を長く続けてきて気づいたこと。

仕事には、「アピールしやすい仕事」と「アピールしにくい仕事」があります。

上司も上層部にアピールしたいという部下には、アピールしやすい仕事をまわしてくれますし、そうでないと成果をアピールしにくい仕事ばっかりになることも。

日頃から上司とコミュニケーションをとって、上司の信頼を得ながら、アピールしやすい仕事をもらえるようにしていく上司との関係づくりが必要ですね。

 

ここでは、仕事の成果が上がったという前提で話を続けますね。

 

給与交渉を行うタイミングと方法

ベストな給料交渉は、自分が転職活動を行って、他の会社で○○円というオファーを貰ったから給料をマッチしてほしいという方法。

主人も、この方法で給料アップに成功したと言っていました。

 

ただし、この方法には弱点もあって、会社側から「だったら、他の会社に移ってください」と言われるリスクもあることです。 

それでも、この方法を1番にオススメするのは、最も強力&効果的な方法だから!

アナタが優秀であればあるほど、この方法は効き目が絶大です。

何度も使える方法ではないので、ココぞというところで利用してみてください。

 

もし転職活動を行うのが難しければ、政府などの公的機関が公表している給料情報を参考データとして提示するのがいいです。

 

もしデータがなければ、LinkedInやGrassdoorなどの給料情報を使ってもいいと思います。

ただし、正直これらのデータは自己申告で集めたデータなので、信頼性も低いので、まともに扱ってもらえない可能性があります。

そんなに大きくは外れていない気もしますが、正しいとも言い難い気がしますね。

 

まとめ|給料を交渉できるなら言わなきゃ損!ただし、タイミングと言い方を考えて!

私はずっと日系の会社で働いてきたので、35歳で転職するまで給料交渉をほとんど行ったことがありませんでした。

結果として、海外MBAを終えて転職した際には、低所得者とみなされるぐらいの給料だったという失敗経験があります。

それを機会に、このままではいけない、交渉術を勉強しないといけないと思い、本で読んで実際に試してきた給料の交渉術について紹介しました。

その後、昇進を自ら交渉して、更に給料をアップしてもらいました。

 

みなさんのお給料が1円でもアップできますように!

 

 

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