アメリカで働いて4年。アメリカで働いていることのデメリットの一つは、レイオフがあること。レイオフとは、つまりクビ(解雇)。
アメリカの会社では、ある日突然その日がやってきます。
親しかった同僚、直属の上司、色々なレイオフに遭遇してきました。。
成果が出ていないともちろん解雇、そして優秀な人でも会社がその仕事はもう不要だと思えば急に解雇。どんな人にでも起こり得るのが、アメリカでのレイオフです。
そんなレイオフ社会のアメリカでは、会社員になってもスキルを磨き続けなければ、次の仕事が見つけられない。
そんな事情もあり、アメリカではオンラインスクールが充実しています。
本記事では、シリコンバレーでも人気があるオンラインスクールについて紹介します。
安い!その道のプロから実践的な内容が学べるUdemy
参考:Udemy公式ページ
実践的な知識を得たい人にオススメしたいのがUdemy 。
シリコンバレーでも人気のあるオンライン学習プラットフォームの一つです。
Udemyのメリットは実践的な内容・安い・日本語コースあり
Udemyの良いところは、その道のスペシャリストが実践的なノウハウを低価格で教えてくれるところ。
コースのジャンルも、写真のとり方から人工知能・プログラミングまで多岐にわたります!さらに、英語のコースだけでなく、日本語のコースも充実しているのが嬉しい。
例えば、私の仕事は製品開発(プロダクトマネジメント)ですが、大学では製品開発の仕事内容や就職試験の受け方、Webデザインの方法なんて教えてくれません。
実際にシリコンバレーのIT企業で活躍する製品開発のプロたちが教えてくれる講座は、かなり実践的で、すぐにでも使えるものばかり。
私も有料でいくつかの講座を受講しましたが、かなり役に立ちました。
少しニッチなオススメになりますが、私が実際に受講して良いと思った製品開発(プロダクトマネジメント)に興味のある方にオススメなコースは下記の3つです。
- プロダクトマネージャーの仕事内容がわかりやすく説明されているコース「Become a Product Manager」
- NASA等でProduct Managerとして活躍したプロが教えるプロダクトマネージャーになるための面接試験の受け方を詳しく解説するコース「Master the Product Manager Interview」
- プロダクトマネージャーの面接試験に特化したコース「You're Hired: How to Get a Job in Product Management」
Udemyのデメリットはコースによっては品質がいまいちなものも
逆に、玉石混交の世界なので、評価情報をみながらコースを選ぶのがコツ。
なるべく、評価が多くて、評価が4点以上のものを選ぶようにしてくださいね。
また、評価内容を申込み前にいくつか読んでみるのがオススメです。
Udemyは私もいくつも受講しましたが、総じて満足度が高かったです。
一冊の本を購入するぐらいの値段で受講できるので、どんどん受講してみてはいかがでしょうか?
有名大学が提供!アカデミックなコースが多いCoursera(コーセラ)
参考:Coursera
実践的な内容を重視するUdemyと比較して、世界の有名大学がオンラインコースを提供しているCourseraもシリコンバレーでは人気のオンライン学習プラットフォームです。
シリコンバレーで開催されたあるイベントに参加した際には 、80%〜90%の参加者がCourseraを利用したことがあると回答しており、その人気の高さにビックリした記憶があります。
Courseraのメリットは超一流大学が提供する高い品質のコース
ハーバード大学、スタンフォード大学といった超一流大学がコースを提供しており、その品質・内容には間違いがありません。
Udemyは講師の質が様々ですが、Courseraは一流講師ばかりが教えている点が安心できます。
なお、日本の東京大学もコースを提供しています。
また、有料になりますがお金を約5,000円ほど支払えばコース修了後に単位をもらえるので、履歴書にも書けます。
私も、Courseraでスペインのビジネススクールが提供する、ホテルマネジメントのコースをお金を支払って3ヶ月ほど受講しました。
ビデオも見やすかったし、小テストやエッセイがあったりと、さながら大学の授業を受けているような感じでした。
また、同じコースを受けている世界中の仲間と意見交換ができる掲示板もあったので、他のクラスメイトの意見を知ることができるのは面白かったです。
Courseraのデメリットは日本語コースが少ない点
日本語でのコースは数が限られるので、今後のコースの拡充に期待したいですね。
courseraは無料のコースもあるのですが、有料のコースが多いようです。
Udemyはコースの受講料を1回払えば終わりですが、courseraはサブスクリプション型のサービスなので、毎月支払う必要がある点も注意ですね。
下記のリンクから申し込むと1週間無料になるので、1週間様子を見て加入するかを検討してはいかがですか?
→Courseraのコースを見てみる(1週間無料の割引クーポン付き)
技術系のコースに強い!Udacity(ユダシティ)
参考:Udacity
スタンフォード大学の元教授らが2012年1月に設立。
AIやデータサイエンス・プログラミングのコースが充実しています。
一時期は、人気があったのですが、すっかりUdemyやCourseraに負けてしまった感はありますが、それでも技術系のコースは本当に充実しています。
プログラミングやデータ分析、プロダクトマネジメントのことを学びたい方にはオススメです!
さいごに
終身雇用が幻となりつつあるシビアな現代において、入社後も絶え間ないスキルアップは欠かせません。
はるか昔に終身雇用制度がなくなったアメリカでは、スキルのアップデートをし続けないと、優秀な若者や移民との競走に破れ、仕事が見つけられないという状況に陥っています。
日本も間違いなく、遅かれ早かれ同じようなレイオフ社会になるのではと思います。
今から、オンライン学習プラットフォームをうまく活用して、一緒にスキルアップをはかっていきましょう!
私の一押しは、Udemy(ユーデミィ)です。