海外留学で心配なことのひとつがお金ですよね。
私も大学生の頃、お金が理由で海外留学を諦めたことがありました。
そんな私も、ある会社に就職し、決して高いとは言えない給料でやりくりしながら、大学と大学院の奨学金を返済完了。
そして、ついに30歳過ぎで海外の大学院留学の夢を叶えることができました。
普通の家庭に育った私が、両親からの援助や借金ゼロで、どうやって大学院留学の夢を叶えることができたのかを、紹介していきます。
海外留学にかかる費用は1000万円近い
海外の大学院といえば、国や学校にもよりますが、欧米の大学や大学院であれば学費が安く200〜300万円もかかります。
さらに生活費を加算していくと、2年間の留学で1000万円近くの出費に…。
特に物価が高いアメリカは、学費も生活費も高いので注意が必要です。
とてもじゃないけど、そんなお金を用意するのは大変。
お金が理由で海外留学を諦める人も多いですが、その時しかできないこともたくさんあると思うので、お金が理由であきらめるのはもったいないです。
留学中に目撃!お金がなくなったクラスメイト
私がイギリスの大学院へ留学した際、クラスメイトの10%ぐらいは裕福な家の人でした。
多くは、会社からサポートしてもらったり、自分で用意したり、親に借りたり、ローンを組んで留学費用を捻出している人が多かったです。
生活も、社会人経験があるクラスメイトでも、アパートをシェアしたり、自炊やお弁当を作っていたりと、かなり節約した生活をしていたように感じました。
そんな節約生活をしていても、留学の後半戦になると、お金がないと言っている人をみかけるようになりました。
私が比較的、仲が良かったクラスメイトも、最後の方はいつもお金がないと嘆いていました。
よく、お金がないから「このイベントに参加したいけど、参加できない」と言っていましたね。
このように、お金がないために勉強に集中できなくなっていたり、卒業後の返済のために給与が高いという理由で仕事を選ぶという同級生もいました。
せっかくの海外留学なのに、お金によって自分の未来が制限されたり、留学を存分に楽しむことができないのはもったいないと思います。
だからこそ、留学前には、TOEFLやIELTSなどの英語の勉強と同時に、留学資金のことも考えて準備しておくことを強くオススメしたいです。
高額な留学費用をどう用意する?
じゃあ、留学費用はどうすればいいのか?
貯金をするのはもちろんです。
貯金をしたお金を投資しながら、少しずつお金を増やすのもいいと思います。
しかし、併せてチャレンジしてもらいたいのは、返済義務なしの奨学金に応募すること。
私も知らない世界でしたが、意外にお金を出してくださる方がいるんだと驚きました。
私は、奨学金を500万円以上いただたおかげで、(もちろん寮に入ったりしてある程度の節約生活はしていましたが)留学生活にも余裕があったし、留学中の時間を活かして、会いたい人に会いに行ったり、勉強に集中することができました。
お金の心配をする必要がなかったので、留学中の2年間を自分の未来のために、フル活用できたと思います。
時間をかけて用意をしたら私でも奨学金をもらえた
奨学金をもらうなんて難しいのではと思いますよね。
私もそう思っていました。
実際に、学生の頃は、奨学金をもらうための試験に挑戦して落ちていたので、平々凡々な私は奨学金には縁のない人間だと信じていました。
そんな私ですが、得意のインターネットを使って色々と調べたところ、奨学金に受かるコツがあるということを知り、知人のアドバイスをもらいながら、時間をかけて準備した結果、返済義務なしの奨学金を3つも獲得することができました。
実際に頂いた奨学金は下記の3つです。
- 日本ロータリー財団の奨学金(ロータリー財団)
- チーヴニング奨学金(イギリス政府)
- 留学先の大学の奨学金(大学)
正直、自分でもこんなにスポンサーしてもらえるとは思っていませんでしたが、しっかり準備をしたら奨学金も夢ではないということがわかりました。
奨学生となることは、お金以外にも、お金では買えない価値を頂くことができます。
具体的には、奨学金をもらうだけ優秀な学生であるというお墨付きをもらうことにもなりますし、奨学生同士の人脈など…こういったものは、お金では買うことができませんし、振り返ってみると、お金よりも価値があったなと私は思います。
さいごに
ごく普通の学生・会社員だった私が、実際に行った準備内容を、下記の記事にまとめてました。
もし、奨学金制度に興味があるけど自信がない、具体的には何をすればいいのかわからない、と感じている方がいれば、ぜひ読んでいただければと思います。