2010年代にイギリスに2年間の海外留学に行っていた「みりん」です。
海外留学というと、お金がかかるという印象があるのではないでしょうか。
普通の、ヒラ会社員だった私が、かかったお金(独身で留学)を紹介していきます。
本記事の最後には、高額な海外留学費用を少しでも賄う方法についても合わせて紹介しています。
- [学費] 海外留学の学費にかかったお金は約560万円
- [住宅費・生活費] 海外留学中の生活費にかかるお金は約275万円
- [渡航費] 海外留学前の渡航にかかるお金は約30万円
- [総額] 2年間の海外留学でかかったお金は合計830万円以上!
- 海外留学はお金がかかる!ただし、お金を得る方法もある!
[学費] 海外留学の学費にかかったお金は約560万円
学費は大学や大学院によってマチマチです。
各学校のWebサイトで公開されているので、留学を考えたらすぐに調べることをオススメします。
- 学費:約40,000ポンド(約560万円)
教科書代は学費に含まれています。
同級生の中には、不要な教科書はすぐにAmazonなどで売っている人もいましたね。
大学の教科書は意外に高く売れるので、それなりのお金になると思います。
私は無知で捨ててしまいました…反省。
[住宅費・生活費] 海外留学中の生活費にかかるお金は約275万円
学校からは、1ヶ月の生活費は約800ポンドとの案内でした。
しかし、住んでいる場所・外食の頻度によって、生活費は変わります。
私が寮みたいなアパート(個室・台所は共有)に入っていたときの生活費は下記の通り。
- 寮(光熱費含む):115ポンド x 4 weeks = 460ポンド (約6万5千円)
- 食費など:350ポンド(約5万円)
合計で、1ヶ月あたり810ポンド(約12万円弱)が生活費としてかかっていました。
2年間、海外にいたので、19,440ポンド(約275万円)かかっています。
外食もあまりしなかったですし、殆ど自炊をしていました。
お昼もサンドイッチを作って持っていっていました。
イギリスは本当に食事が美味しくなかったので、信じられないくらいマズイサンドイッチを買って食べるなら、自分で作ったほうがよいと思ったので、自分で作っていました。
面倒でしたけど、仕方ないです。
本当に食べるものがなかったので…
もし、旅行などをした場合は、追加でお金がかかってきます。
実は、私も最初の1年は、普通の1ベッドルームのアパート(日本で言う1LDK)を借りていたので、家賃を毎月800ポンドぐらい払っていました。
留学の途中で、これはお金の無駄だと気づき、アパートの契約が切れたあとは、他の学生とキッチンだけシェアする寮に入っていました。
ここで、経験者から一言。
アパート代は、特に注意が必要です。
イギリスのアパートは、家具付きでアパートを貸してもらえるので、家具はほとんど買う必要がありません。ただし、光熱費は別払いです。
特に電気代がくせものでしたね。
当時のイギリスのアパートは日本ほどインフラが整っていないのか、お湯は各アパートのタンクに夜中に貯めて、そのお湯でシャワーをする仕組みになっています。
ただ、緊急用にお湯を温める仕組みもあるのですが、それを知らずに緊急用のお湯のスイッチがオンになったまま、お風呂に入ったりシャワーをあびたりしていたら…
1ヶ月の電気代が800ポンド(約10万円)ほどの請求書が来たことがあります…
このときだけは、目が本当に飛び出そうでした。
ちなみに、私は一人ぐらし…ありえない電気代です。
アパートに住む場合は、アパート代の上に光熱費を払うことになるので気をつけてくださいね。
私も、最初の頃はせっかくのイギリスぐらしを楽しもうと思って、テレビとか買ってしまっていましたが殆ど見なかったし、無駄遣いでしたね。
それだったら、寮に入って、旅行に行きまくった方がよかったなと反省しました。
[渡航費] 海外留学前の渡航にかかるお金は約30万円
国にもよりますがビザ申請に数万円、飛行機代に10万円弱、渡航してすぐは家を見つけることができないので1週間ぐらいはホテル滞在になります。
その他、荷物の発送や渡航前の買い物などをすると、さらに5万円ぐらいはお金がかかりましたね。
ざっと見積もっても、20万円〜30万円ぐらいはかかったかなと思います。
[総額] 2年間の海外留学でかかったお金は合計830万円以上!
旅行などの分を除いても、2年間で約830万円かかっていました…
私はその他に、旅行もしていましたし、更にアメリカへ3ヶ月間の交換留学、就職活動のためにイギリス国内をかなり行き来していたので、1000万円はかかっていますね…
海外留学はお金がかかる!ただし、お金を得る方法もある!
海外旅行はお金がかかる…と絶望した方に…
実は、社会人(もちろん学生)でももらえる奨学金があるんです。
各国の政府からもらえる奨学金もありますし、民間の団体や留学先の大学からもらえる奨学金もあります。
1000万円も使ってしまった私ですが、実は500万円ぐらいは奨学金でまかないました。
奨学金の獲得は時間も手間もかかりますが、計画的かつ戦略的に取り組めば、奨学金をもらえると思います。
私でも、奨学金をもらうことができました。
奨学金のリスト・エッセイの書き方・面接で受けた質問の内容まで、奨学金を獲得するノウハウについては、こちらのノートで詳しく紹介しています。
さらに、海外の大学や大学院では夏休みの間に「インターン」という制度があり、夏の2ヶ月〜3ヶ月働いて、お金をもらうことができます。
海外のインターンは、無給のものもありますが、かなり高額な給与が支払われるインターンもあります。
私も、夏休みにイギリス企業で働いて、だいぶ学費の足しにさせてもらいました。
海外留学にお金がかかるのは事実ですが、一方で奨学金という形で支援していただいたり、インターンとして現地で働いてお金を稼ぐことも、ビザによっては可能です。
お金が理由で夢を諦めるのはもったいない!
海外留学のためのお金をまかなう方法はいくらでもありますよ。
かくいう私も、普通の日本企業で、平均給与をもらう平社員でした。
一緒に夢を実現していきましょう!

実際に3つの奨学金・500万円以上をいただいた経験から、私が実際に行った奨学金の獲得戦略をコチラの記事にまとめました。よかったらどうぞ。