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【経験者が語る】企業研究者のキャリアパスのパターンは?

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実は、日本のある企業で、企業研究者を6年していた「みりん」です。

今は、企業研究者を卒業?して、IT企業でプロダクトマネージャー(製品開発)を仕事にしています。

私自身も、当時は企業研究者としてのキャリアパスをどうしていこうかと悩んでいました。

本記事では、同じ悩みをもつ企業研究者の方や、これから企業研究者になろうという方むけに、私が見てきた企業研究者のキャリアパスのパターンについて紹介していきます。

企業研究者のキャリアパスのパターンは4種類

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私が6年間、比較的大きめの組織で働いて、先輩や同期の例を見てきました。

その結果を大雑把にまとめると下記のパターンに分類することができます。

 

自分の強みとやりたいことを考慮して、キャリアパスを選んでいけば、どれを選んでも正解だと思います。

  1. リサーチ・エキスパート
  2. マネージャー
  3. プロフェッサー
  4. ビジネスマン

 

 

私が選んだのは、4番のビジネスマン。

元々、入社したときからビジネスへの憧れが強かったので、自然に、かつ周りからも後押しされて4番の道に入っていきました。

実際に事業会社に入ってみて、成果も出すことができたし、自分もやりがいを感じたので、 このままビジネスの世界に残ろうと思って、もう8年ほど事業会社で働き続けています。

今はもう、リサーチの道に戻ろうとも思わないし、戻れないですねw

 

各キャリアパスについて説明していきます。

 

企業研究者として研究の道を極めるリサーチ・エキスパートタイプ

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研究の道を極めるリサーチエキスパート

研究の成果が認められ、論文を執筆。

学会活動にも積極的に参加し、会社にも一流研究者として認められ、豊富な資金を使いながら研究活動に勤しむ研究のエキスパートになるキャリアパスがあります。

当時はかなり数が少なかったですが、実際にエキスパート職として活躍している先輩たちが何人かいました。

そういった方々は、チームのマネジメントは行わず研究に没頭している様子でした。

社内外でも一流研究者として認められているので、社内でも一目置かれていましたし、扱いも特別だったように私には見えました。

いかに、社外で認められるかを考えて、社内で忖度せずに、行動することが重要だと思います。

 

リサーチエキスパートとして猛進するためのキーアクティビティ

こちらのキャリアパスを選ぶ場合、博士号の取得はもちろんのこと、論文の執筆と学会活動がキーだと思います。

さらに、会社の人事にも自分の希望を日頃から伝えておくべきです。 

 

リサーチエキスパートとしてのキャリアパスが思うように進まないときの対策

もし、それでもこのパスから外れそうになったら、1年ほど様子を見るか、研究者として雇用してくれる他の企業の研究機関に転職するのがオススメです。

自分で自分の運命をコントロールしたほうが良いと思います。 

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企業研究者のチームをリードするマネージャータイプ

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企業研究者からチームの研究の方針を策定していくマネージャーへのキャリアパス

企業研究者の多くの人が、このマネージャーとしてのキャリアパスを選んでいくことになります。

入社してすぐの研修で、同期のひとりが「私の目標は早く課長になることです」と言っていたのにビックリしたことがあります。

そのくらい、入社してくる企業研究者は、タイミングは違えど、数年経ってくると、自分が昇進してマネージャーになるためにどうしようかと考える人も多いように思います。

会社に残っている私の同期も、多くがマネージャーとして活躍しています。

 

マネージャーとして活躍するためのキーアクティビティ

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大手企業って、次のマネジメントレベルになるための、要件やスキルが表にまとめてあるはずなので、自分のレベルの1つ上で求められていることをできるようになり、それを昇進面接などでアピールしていくことが必要です。

 

アピールのステップはこちら。

1. 次のレベルに求められている要件やスキルセットを調べる。

人事系のサイトに、必ず階級と求められているスキルセットのリストがあるはずなので、それをまず探しましょう!

私の過去在籍した会社は、必ずありました。

 

2. 1番で調べたスキルを、業務内外の活動を通じて身につける。

スキルアップのためのコースがあるものは、自己投資として受けたほうが良いです。

スキルアップの学校として歴史も知名度もあるグロービスであれば、スマホを使ってスキマ時間でスキルアップを行うことが出来ます。

私も、グロービスのオンラインスクールや本をよく読んでいます。

今なら10日間の無料体験があるので試してみると良いですね。

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もし、資格試験があるのであれば、その資格に受かった=社外でそのスキルが有ることが認められた、とわかりやすく人事や上司にアピールすることができるので、資格試験を受けて、資格を取得したほうがいいです。

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英語は今の時代ならできたほうが良いと思います。

TOEICの点数が高い=英語を勉強している証にはなるので、TOEICの点数は取得しておくと良いと思います。

私も800点以上を取得しています。

TOEICのオススメ対策コース「スタディサプリ」のレビュー記事をみてみる

 

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自分で勉強したスキルを活かして、業務で成果を出していきます。

難しいですね。

でも、よく分析してみると、「成果が出しやすい業務」と「成果が出しにくい業務」があるはずです。

それらをうまく見極めながら、短期的に成果が出すものはコレ、中長期的に成果を出すものはコレ、といった具合に考えていく戦略的な思考が必要です。

 

くれぐれも、他人の成果を自分の成果にするようなことはしないでくださいね!

他人はよく見ています。恨みも買うし、後でどこかで自分の足元をすくわれます。

未だに、私も若手時代に、自分の成果を横取りしていた上司のことを覚えています…

 

3.面接で上司や人事にわかりやすくアピールする

わかってもらえないのは、発信者の責任だと思って、自分の成果をわかりやすく上司や人事にアピールしてください!

言葉でのアピールが苦手だったら、図やイラストを持っていて説明してもいいんです。

私もそうやって人事面談をパスしましたからw

次のレベルで求められていることを、論文をX件出したといった数字を使いながら、わかりやすく説明していきましょう。

 

マネージャーとしてのキャリアパスが思うように進まないときの対策

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日本企業で働いた経験から思うのは、昇進・昇給はある程度、運の要素があること。

本人が成果を出していても、周りとの兼ね合いだったり、学歴だったり、所属してる部署が力が弱かったり…といった色々な要素によって、昇給が遅れる可能性があります。

 

そういう場合は、1〜2年様子を見てリカバリできる感じではなければ、他社で活躍の道を探すのがおすすめです。

スキルアップをしっかりして、第三者にもわかりやすい資格を保有していて、さらに履歴書・業務経歴書で数値を出して成果をしっかりできていれば、他の会社からも引く手あまたのはずです。

自分の成果やスキルに自信がある場合は、自分を安売りせずに、技術系管理職に強い転職サイトを使って、転職活動をすすめると良いと思います。

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企業研究者から大学に戻り、研究の道を極めるプロフェッサータイプ

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企業研究者から大学で活躍するプロフェッサータイプへのキャリアパス

プロフェッサーとは、大学に戻って教授として研究活動に勤しむ人たちです。

意外と多かったですね、このタイプ。

さらに、このプロフェッサータイプは、会社を辞める時期に2パターンありました。

  1. 20代後半で、博士号を取るために会社を辞めて大学に戻り、そのまま大学で就職
  2. 30代半ばで、大学の教授職として大学に転職

 

1番のパターンは、入社して数年で退社して大学に戻る人たちが、2〜3%の割合でいました。

2番のパターンは、私の上司は企業研究者時代に4人いましたが、半数が40代なかばで会社を辞めて、大学に移りました。お二方とも、大学の教授として活躍されていらっしゃいます。

 

大学に戻り研究の道を極めるプロフェッサータイプのキーアクティビティ

40半ばで大学に戻った人たちは、企業研究者としての業務を通じて、大学とのコネクションをしっかり構築している人が多かったです。

具体的には…自分のチームで行っている研究プロジェクトの共同研究先の大学と仲良くして、その流れでポジションを獲得している人が多かったように思います。

 

プロフェッサーとしてのキャリアパスが思うように進まないときの対策

こうした例を見てきたので、プロフェッサータイプって、実力はもちろんのこと、人脈が全てのような気がします。

 

ターゲットとしている大学からお呼びがかからなくても、海外の大学に目を向けて海外の学会に参加して海外の研究者との人脈を構築したり、海外留学を挟んで日本の大学に就職するのも、良いと思いますね。

ただ、今は少子化で大学の経営も厳しく、ポストもかなり少ないはず。

私の従兄弟が大学で先生をしていますが、大学の先生も、社内政治のような政治があって、色々大変そうですよ。

いろいろな意味で、簡単な道ではないと覚悟しておいたほうが良さそうです。

 

事業に目覚め、研究組織から事業会社に転籍・転職するビジネスマンタイプ

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企業研究者からビジネスマンタイプへのキャリアパス

実は、私のように企業研究者から、事業会社に出向・転籍・転職し、ビジネスマンとしてのキャリアパスをすすめていく人が、一定数います。

企業研究者の人は、技術的に明るい人が多いので、エンジニア・セールスエンジニアといった職務についていることが多いですね。

その後は、管理職としてラダー(昇進の階段)を登っていき、CEO等のCレベルと呼ばれるポジションを目指していってもいいですね。

技術系だと、CTOやCIOが多いです。

 

私は、製品開発がしたいと強くお願いしていたので、プロダクトマネージャー(製品開発)の部署に異動して、仕様書を書いたり、エンジニアと働いてプロジェクトマネジメントをしていました。

また、2年ぐらいだけ、テクニカルアカウントマネージャーとして、お客様の技術系営業もしていたことがあります。

技術系といえば技術系かもしれませんが、今はMBA取得を経て、ビジネスがわかる技術系として、自分をポジショニングしています。

 

企業研究者の人たちは、研究思考が強いので、ビジネスマンに転向するのは抵抗があるかもしれません。

ただ、本人がビジネスマンは嫌だと思っていても、人事に言われて出向してみたら、出向先の職場での仕事が楽しくて、そこで重宝され、研究所に戻ってこない人も何人もいましたよ!

どこで、自分の才能が開花するかは本当にわかりませんね。

私の知り合いだと、東大博士号を取得して、論文をバリバリ書いて、国際会議に何本も論文を通していた先輩も、事業会社に出向したらそこで大活躍して、そのままビジネスマンとして活躍している先輩もいます。

 

あなたがリサーチエキスパートを目指していても、もしかしたら事業会社への出向を命じられることもあるかもしれません。

私も人事の方たちから直接話しを聞いていましたが、「出向を命じられる=研究所の代表として外に出すことができる優秀な人材」ということだと聞いていました。

前向きに捉えて、事業会社に飛び込んでみて、1年頑張ってみて合わなかったら、異動願いをだすか、転職を考えたら良いと思います。

人事は、意外に一人ひとりをよく見ていると思います。

人事がオススメすることだったら、と、少しだけ騙されてチャレンジしてみるのもいいと思いますよ。

 

ビジネスマンとして開花するためのキーアクティビティ

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人事にビジネス志向であることを日頃からアピールしておくべきです。

事業会社では、ビジネスの基礎知識だけでなく、コミュニケーション能力が高いことが求められます。

 

私が実際に感じた大切なことを伝えます。

企業研究者の人たちは、概して論理的思考能力が高く、エクセルやパワーポイントを使った分析や資料を作るスキルはカナリ高いです。

それを強みとして、転籍先の職場で貢献していくと良いと思います。

貢献していけば、転籍先で受け入れられ、逆に現場の大切なことを色々教えてもらえると思います。

 

あとは、ファイナンスやマーケティングなどの基礎知識、業界の知識、コミュニケーション能力を高めておくことが重要です。 

ファイナンスやマーケティングは、本を読んでもいいですし、オンラインクラスで勉強するのがオススメです。

ビジネス系コースが豊富に揃うグロービスの無料体験コースをみてみる

 

コミュニケーション能力は、社内や学会などで周囲の人とよく話せばいいと思います。

相手の言っていることを理解すること、相手のレベルに合わせて自分が言いたいことをわかりやすく説明することができる能力が必要とされています。

特に、世の中には色々な人がいることを理解し、人としての包容力を高めておくのも重要かなと思いました。

 

ビジネスマンとしてのキャリアパスが思うように進まないときの対策

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希望しているのに、ビジネスマンとしてのキャリアパスを歩ませてもらえない場合は、人事と話した上で、その理由に納得できなければ転職すればいいと思います。

自分の人生なので、自分が歩みたい道と会社が求めていることにズレが出てきたときが転職のタイミングだと思います。

 

私は、グループ会社の事業会社に転籍した後、海外に行きたくなったタイミングで転職しました。

会社からはあと4−5年後だったらというオファーでしたが、自分は当時33歳。

4−5年も待っていたら遅すぎると判断したので、その理由を説明し円満退社。

色々悩みましたが、良い判断だったと思います。

今でも、当時の人事や上司・同僚の人たちとはたまに連絡をとりあっていますよ。

 

転職の際には、何度も言いますが、自分を安売りせずに、優良案件が揃っている転職サイトでしっかり見極めてください!

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そして最後にハッキリいいます。

企業研究者は、一般的にはビジネスのことを知らない、何言っているかわからない人たちと思われています。

私も外に出て、久しぶりに研究所の人たちと話すと、「あぁ、本当に何言っているかわからない」と感じますし、他の事業系の同僚たちも国を問わず同じことを言っています。

従って、ビジネス系のスキルアップをしながら、コミュニケーション能力をアップしておくことを強くおすすめします。

 

まとめ|企業研究者のキャリアパス

色々なパターンがあるとは思いますが、大きく4つのパターンがあると思います。

  • リサーチ・エキスパート
  • マネージャー
  • プロフェッショナル
  • ビジネスマン

 

元企業研究者の私が選んだのは、ビジネスマンの道。

ビジネスのことは何もわからないド素人でしたが、MBA取得を経て、ビジネスがわかる技術系としてポジショニングし、アメリカで何とか生き残っています。

 

企業研究者の方々は、一般的にはスキルも高く、ポテンシャルも高い!

だからこそ、自分の強みを見極めて、キャリアパスをよく考えてくださいね。

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企業研究者のみなさん、Good Luck!

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